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<地方都市の概要>
三浦市(みうらし)は、神奈川県南東部、三浦半島最南端に位置する市。

市内にある三崎漁港は遠洋漁業の拠点であり、日本有数のマグロ水揚げ港として有名である。
また、内陸では三浦ダイコンやスイカなどの畑作が盛んである。

漁業・農業が産業の中心であったことから、
就業、教育面で横須賀市や京浜地区への流出が著しく、昼間人口は少ない。
また、居住人口は1996年を境に減少に転じ、推定値で現在5万人を下回っている。

三浦市付近の地盤は地殻変動により隆起しており、三崎町内陸にある「諸磯の隆起海岸」は
第三紀凝灰岩の崖にある穿孔貝が作った穴が残る遺跡で、国の天然記念物に指定されている。
平安時代、江戸時代、大正時代の大地震により地層のずれが4段に分かれており、古い地層を観察することができる。

海岸は岩場が多く砂浜は比較的少ないが、北東部の金田湾沿岸には三浦海岸と呼ばれる浜が続き、
西部にも三戸海岸など小規模な砂浜が見られる。
城ヶ島や、東部の金田漁港から東端の剱崎、南端の三崎港を経て西部の小網代湾に至るまでの海岸線には
離水海岸に特有の海食崖や海岸段丘が多く見られる。

西部の小網代湾には干潟が残り、
湾に注ぐ小川とその背景にある雑木林を合わせ一体的な自然環境を今に留めている。
そのため、これらを「小網代の森」として保護しようという運動が起きている。

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■城ヶ島■
城ヶ島(じょうがしま)は神奈川県三浦市、三浦半島の最南端にある
東西約1.8キロメートル、周囲4km、面積0.99平方キロメートルの島。
幅約500m の水道を隔てて三崎漁港に対し、有料の城ヶ島大橋がかかる。
島内には馬ノ背洞門と呼ばれる海食洞や北原白秋の詩碑、城ヶ島燈台がある。
磯釣、海水浴などに適する行楽地として有名。

対岸の三崎港は古来から避難港、風待港として天然の良港とされてきた。
城ヶ島はその風よけであり、また断崖の台地となっており展望が良く見張に恰好の場所であった。
1808年(文化5年)に浦賀奉行の砲台が築かれて以来、東京湾の入口の見張り台として利用され、戦時中は海軍の砲台があった。
これは明治期の戦艦安芸の主砲を転用したもの。
このため、三崎の住民は半島側から城ヶ島を大っぴらに眺めることが禁じられていたらしい。

戦後、三崎漁港が繁栄し対岸の城ヶ島にその拡張用地を求め、水道側は港湾として整備された。
1960年には城ヶ島大橋が開通し観光地としても訪れる人が多くなった。

島の南側は魚や鳥の生息地で、ウミウ、ヒメウ、クロサギは神奈川県の指定天然記念物である。
東部は県立城ヶ島公園となっているが、これは先述の砲台跡を整備したものである。
園内には見慣れない古いコンクリート構造物がいくつかあるが、それらは砲台施設の跡である。
東京湾要塞として半島全域が武装されたため、このような軍事施設跡は三浦半島一帯に散見される。

漁港施設が多い三崎側とは対照的に、南側には多くの自然が残されている。
広い岩礁地帯が広がっており、人の手が入っていないため、かつての三浦半島の風情を偲ばせる数少ない場所である。

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